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雨の日

鳥取には「弁当を忘れても、傘を忘れるな」という常套句があります。それくらい雨が多いということなのですが、実際には降水量はそれほどでもありません。太平洋側では、春から秋にかけての降水量が多いのですが、台風がやってくるからだそうです。日本海側でも北の方では、秋から冬にかけて降水量が多いとのこと。やはり大雪があるからだそうです。

 その点、山陰地方は、春夏と秋冬の降水量が同じくらいなのです。台風があまり来ない、来ても大雨に至らない。大雪と行っても東北や北海道に比べたら多くても1シーズンに2~3回、大雪があるくらいなのです。随分と以前のことですが農業気象学を研究していらっしゃる方からの受け売りです。

 ちなみに山陰は、山の北側という意味で年中、陰気なところという訳ではありません。山陰が陰気なところなら山陽は、陽気なところになってしまいますね。

 和泉屋与兵衛は、鳥取市の西、鹿野町にあります。もともと、雨の多いところと聞いていましたが、噂ではアメダスの設置箇所が鹿野の谷でも雨の多いところだそうです。近くに流れている河の上流なのですが、和泉屋与兵衛のある谷筋は、昔から水不足はなかったそうですが、少し離れた違う谷筋では、「昔は水争いがあったもんだ」と聞きました。

 写真は、大屋根の樋が少しずれたところから落ちてくる雨を受けている瓶です。ここにメダカを飼おうと思っているのですが、最近はペットショップでメダカを買うのですね。付近には野生動物もいますから、メダカの安全確保を考えてからになりす。

 もうひとつ、昨夜、確認しました。和泉屋与兵衛から100メートルほど離れた、山裾にホタルがいました。なんとか動画撮影できないかとチャレンジしましたが、失敗に終わりました。空中の光を捕まえると手のひらで輝いて、やがて飛び去っていきました。ホタルのシーズンも終わりですが、もう一度、チャレンジしたいですね(真っ暗な中にポツンと光っている写真は撮影できましたが、これをホタルの写真と言っても信用できないのです。)。

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