活動報告

伝説の「子どもと施設の権利擁護全国ワークショップ」復活か?

写真 左から内藤直人さん、中央 西井啓二 左 田丸敏髙さん
三人のオジサン。企む。 

 今では伝説となってしまった「子どもの施設の権利擁護全国ワークショップ」が復活するかもしれないのです。

 2023年8月30日 和泉屋与兵衛に3人のオジサンが集まりました。前福山市立大学学長の田丸敏髙さん、自立援助ホーム鳥取フレンド寮長の内藤直人さん、そして和泉屋与兵衛の西井です。3人は長く交流が続いていますが集合するのは本当に久しぶりです。田丸さんは研究者の立場で、内藤さんは現場の第一線で子どもに一番近い立場、そして西井は児童相談所や施設長の立場で共に社会的養護を支えてきた仲間です。年齢に多少の違いはありますが、自由に意見交換ができる関係をうれしく思っています。

写真 田丸敏髙さん
「なにか、たのしいことをやろうではありませんか。
2013年 第1回子どもと施設の権利擁護全国ワークショップで
講座「子どもの意見表明の発達と権利擁護」での田丸敏髙さん

 田丸さんと西井がしばらく前に「何か楽しいことをしよう」と話し合っていたのです。そして内藤さんを誘って企みがスタートします。

 「子どもと施設の権利擁護全国ワークショップ楽しかったねぇ」という話題から、「また、あんなのができたらいいのに」ということになって、「復活」が当面の目標となりました。復活できたらいいですね。田丸さんも内藤さんも西井も第1回のワークショップから最後となった第8回までスタッフや講師として携わってきています。日本全国から集まった社会的養護の関係者の皆さんが職場を離れて仕事を振り返るという機会は、オンラインでは得られないリラックスと学びを共有できたと感じています。

写真 内藤直人さん
「職場から離れて、職場と仕事を振り返ります。」「全国の仲間と共に」
2017年第6回子どもと施設の権利擁護全国ワークショップでの
Tolk&Work「新しいホーム(地域小規模)の生活をくみたてる」のファシリテーター 内藤直人さん

 とはいえ、そんな簡単に復活できないのですよ。当時のスタッフは、異動したり、退職したり、まずは新しいスタッフの募集からです。

写真 西井啓二さん
「オンラインでは得られないリラックスと学び」
2017年第6回子どもと施設の権利擁護全国ワークショップで
講座「施設で生活する子どもの権利その2」での西井啓二さん
写真 ワークショップ会場風景
「子どもと施設の権利擁護全国ワークショップを振り返って、おしゃべりをしましょう。」

 いきなり、ワークショップ復活は難しいので、これまでのワークショップを振り返って、楽しいおしゃべりの時間を作ります。日時・場所は、まったく未定ですがオンライン参加も含めて、皆さんのご参加をお待ちします。詳しいことはFacebookとこのホームページでお知らせいたします。

写真 マグロ解体ショーの前に
 実行委員・ファシリテーターの前川さん、園田さん、内藤さん
3人のオジサンの「楽しかったなぁ」という話題で登場した情報交換会でのマグロ解体ショー

和泉屋与兵衛 代表 西井啓二

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