ギャラリー

伊予柑(いよかん)が黄色くなりました。

農家の庭先には、野菜の他、花や果物の木がうわっています。野菜や果物は自家用で花は先祖に供えるためだと思います。元々、農家であった和泉屋与兵衛にも裏庭には伊予柑、無花果、栗が植えられています。柿を植えているお家もありますが、実を食べたり柿渋をとったり、葉っぱを防腐剤に使ったりと多用途です。また、田んぼの畔(あぜ)に植えてある柿の木は、葉っぱが大きいことから、真夏の作業で休憩する日陰に利用しているのだと思います。

シュロの木を植えているお家も見かけますが、シュロは表皮の繊維をタワシにしたり、箒を作ったり、農耕用の牛や馬の手入れをするのにも使っていたのだと思われます。和泉屋与兵衛のシュロの木は毳毳(けばけば)を刈り取っていないので伸び放題になっています。伊予柑、シュロの繊維、いずれも取り放題です。

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