焚き火大会
灼熱の日々が続いていますが、日中に比べると朝夕は、随分と過ごしやすくなった和泉屋与兵衛です。Facebookでご案内していました「焚き火大会」の2回目を行いました。焚き火は、第1回目が初めてではなく、準備期間中にも何度かおこなっています。疫病退散は、いわばもののついでなのです。和泉屋与兵衛のプランする時に拠点候補に「焚き火をしても、ご近所に迷惑をかけない」という条件を設定していました。焚き火をするのが好きなのですが、キャンプ場とか人里離れたところでなければ、煙や煤が舞い散ってご近所に迷惑をかけことはありがちなことです。街内の民家では、火災の危険もありますから、焚き火なんて中々できないのですね。
和泉屋与兵衛の裏側の敷地は畑なのですが、今年は何も作っていません。実質空き地状態なのです。しかも、昨年11月に家主さんが土地周辺の生垣の枝払いをされて、大量の枯れ枝が放置されていました。準備している頃のFacebookをご覧になっていただくと、大量の枝があったのがわかっていただけるのですが、リフォーム経費節約のためにたくさんの枝をあちこちに集めたり、燃やしたりしていました。とりあえず屋内のリフォームができるようになると枯れ枝たちは、そこここに放置していたのですが、今になってやっと片付けができるようになったということなのです。
事前にFacebookでイベント告知をさせていただいたので初めて和泉屋与兵衛に来られた方も含め楽しく焚き火大会ができました。主催者側としては、枯れ枝を片付けて、畑の肥料にする「作業」なのですが、ご参加の皆さんの中には焚き火を見たことはあってもしたことがない。つまり炎の前で過ごすことはあっても、薪を焼べたり、炎を調節したりしたことがないという方もあり、初めての体験に興奮気味でした。
炎やその神秘な揺らぎを目の当たりにすると誰でも、何だか落ち着いた穏やかな興奮に見舞われるようです。笑顔や笑い声もありますが、静かに炎を見つめている時もたくさんありました。なかなか経験できないことですね。
日本で一番古いと言われている奈良県桜井市(母方の出身地です)の大神神社(おおみわじんじゃ)、そして奈良東大寺の大仏、隅田川の花火大会は疫病をきっかけにスタートしています。和泉屋与兵衛も崇神天皇、聖武天皇、将軍吉宗に習って、疫病退散・世界平和・五穀豊穣・家内安全を願っております。生贄も巫女も祈祷もお経もありませんがその内、効果が現れると信じています。ただ、立ち上がる煙を占ったら、この度の疫病は2年程度で収まるのではないかとのこと。不思議なことですが世界保健機構(WHO)発表した収束予測の見解と一致しました。
片付け作業としての焚き火は、もう少し残っています。次回、日程を改めてFacebookでお知らせします。是非、ご参加ください。