ギャラリー

野菊と坊くん並ぶ。

千と千尋の神隠しに登場する重要な脇役。湯婆婆には「坊」と呼ばれていますが、愛情を込めて「坊くん」と呼びます。坊君は特別な存在で、田丸敏髙さん(福山市立大学学長 発達心理学の研究者)の名著「子どもの発達と社会認識」(1993年 法令出版)の最終章に提言されていることが物語の中で表現されています。

 子どもが大人を発見するためにも何か「方法」を必要としないであろうか。私はそれをコミュニケーションだと思う。そうしたコミュニケーションを可能にする活動の1つが労働であり、もう1つが対話であると考える。(抜粋)

 子どもと共に生活をする人たちに是非、呼んでいただきたい本の一冊ですが、残念なことに今は手に入らないのですね。一時期、プレミアムがついて1万円を超えていたときもあるのですが、今となっては手に入れることがとても難しくなっています。「千と千尋の神隠し」を観ると田丸先生の提言を「ああ、そうか」と納得できるのではないでしょうか。

 野菊は、和泉屋与兵衛の玄関先に咲いていました。スマホアプリではコヨメナとのことですが、花言葉が「愛の伝道師」なんだって。ああ、はずかしぃ

 花びらの枚数は、フィボナッチ数列(F0 = 0,F1 = 1,Fn+2 = Fn + Fn+1 (n ≥ 0) )だそうです。で、しかもシンメトリーなのです。昆虫はシンメトリーを発見すると「花」と認識して花粉を運んでくれるのだそうです。緑色のガラス球は、妖精の森ガラス美術館で手にいれました。ウランが含まれていて紫外線に反応して緑色に輝くのです。

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