素晴らしい散歩日和です。
2020年5月7日
素晴らしい青空になりました。和泉屋与兵衛の周辺は田んぼなので、農家の皆さんは、そろそろ田植えの準備です。この風景もまもなく水を張った田んぼに変わります。萌え萌えというのは、今の風景で様々な緑色が周辺を埋め尽くしています。鳥取に限らず、日本のほとんどの地域はこんな風景なのです。
緑の山々は生命に満ちあふれています。東京や大阪は、人口では鳥取と比べものになりませんが生命の数では、圧倒しています。植物だけでなく小さな昆虫や小動物、微生物さえも溢れています。地球の近所にある月も火星も水星も生命の痕跡はあっても、生命は確認されていませんね。宇宙に唯一の人類とは思いませんが、このように暑苦しいほどに生命に満ちあふれているのは不思議な出来事です。つまり、宇宙では地面があっても火星のような砂漠の星か、大気があっても金星のように灼熱の星、惑星というのはそういう生命を宿さないのが普通なのですね。不思議です。
若い頃、読んだ半村良のSFに書いてあったことを思い出しました。今、日本全国の田舎は、「もののけ姫」のラストシーンがゆっくりと進んでいる「萌え萌え」の季節です。