活動報告

和泉屋与兵衛 ここです。

一番大きな部屋は、5.910m×5.910mの広さです。この部屋を優先的に床と壁の工事を進めていただいています。和室でも洋室でもないこの部屋は、壁も床も板張りでなかなか素敵なしあげりになりそうです。電気工事は概ね終了しました。照明器具はこれからですが屋内配線は終わっています。
 てきぱきと作業をしていらっしゃるのは建築士さんです。設計だけでなく作業もしないと良いお家の設計や施工管理ができないとのこと。とても丁寧に取り組んでらっしゃるのが通じてきました。壁板の横の線がきれいに一致するのが気持ちいいのです。
 床の板張り作業が終わったら、とりあえずこちらに多少の道具を持ち込みます。メインは3.20m×1.30mの長大楕円テーブル(?)が入ります。

 「人が住んでいないとお家が傷む」といいますが、例外なくこのお家も傷んでいるとのこと。柱や壁が長年の乾燥で各自好き勝手にゆがんだり、ひねくれたり、よじれたりしているとのこと。その為、壁板の微妙な調整が必要とのこと、30年以上の空き屋をよみがえらせるのは大工さんや建築士さんだけでなく、なにより和泉屋与兵衛の活動にかかっています。工事が進むにつれて「ここで何をするのか?」という質問を受けるようになりました。これまではいいかげんに「ふにゃふにゃ」と回答して、はっきりと「こんなことをします。」という宣言をしていないのです。床の作業が終わったら、お知らせしようと思っています。

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